2012年10月7日

北野後援会長の議会傍聴記(9月)

9月定例会の「上條としみち」議員の一般質問を傍聴しました。
(1)次世代交通政策について
 8月26日からヨーロッパの5都市の新交通について視察をして来ました。どこの都市でも新交通システムの導入に当たっては、市民との合意に時間を割いていました。当市としての市民との合意についての基本姿勢を伺いたい。
(答弁:菅谷市長)
 松本市は歩行者優先の考えによる「新しい交通施策」を8月に発表しました。これを基本に市民と合意してできることから社会実験を実施していきたいと思っています。
(依頼:上條議員
視察をしたフランスの都市では人口が28万でしたが市民の合意を取って進めていました。松本市でも市民の誰もが参加できるような環境をぜひ作っていただきたい。
(2)水道行政について
 松本市の水道水の約50%を占めている松塩水道(県の管理)と自己水源の現状及びその危機管理と今後の課題について松本の水道ビジョンをお聞きしたい。
(回答:丸山上下水道部長)
 松本には16の水源がありますが、水道水の利用は年々減少しています。松塩水道(県の管理)については、県営事業の廃止を県から示されていますが、継続を依頼している所です。また市としてはリスク管理特に断水時の「断水マニュアル」を作成しています。
(3)姉妹都市との交流について
 藤沢市など6つの姉妹都市との交流状況と常設のアンテナショップを設置する考えがあるか伺いたい。
(回答:平尾商工観光部長)
各姉妹都市に対しては、松本の情報発信を常時する場を依頼するとともに、松本では「そば道場」をアンテナショップとして活用したいと考えています。
(4)家庭菜園の防疫、防虫について
市民農園における防疫及び防虫の発生に対する市としての指導はどのようにしているか伺いたい。
(回答:勝家農林部長)
市としては市民農園をやっている方への注意事項の配布や農業管理のOBなどに指導をお願いして防疫防虫に努めています。この結果周辺地域からの苦情はありません。
(5)緑化推進事業について
緑化事業の現状と今後の進め方及び住民への周知と協力・協働の施策について成果等を含めてお聞きしたい。
(回答:堀内建設部長)
緑化推進については各地区に「緑化推進委員」を置くなどして進めており、35地区のうち19地区には緑化推進組織ができております。また広報を出すなど周知に努めております。
(6)主要道路周辺危険物について
八月三十日の薄川堤防の倒木事故がありましたが、市として古木及び大木の危機管理について考えをお聞きしたい。
(回答:堀内建設部長)
市としては道路パトロールを徹底し危険個所の把握に努めていきます。